最近の活動をお知らせ申し上げます。
約27年間奉職いたしました熊本大学を定年退職いたしました。
在職中は公私共に一方ならぬご交誼、ご指導を賜りまして、心よりお礼を申し上げます。
退職後も作曲家として研究活動を継続いたしますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2024年8月25日(日)熊本県立劇場コンサート・ホールにおいて
~ 男声合唱団 KGC 創立 15 周年記念委嘱作品 ~
男声合唱組曲「五足の靴」
(原作:五人づれ著「五足の靴」/歌詞構成・作曲:国枝春恵)
が初演されます。
お近くの方々、お時間が許されましたら、どうぞご来聴下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年3月9日(土)東京タワー文化フェスティバルにおいて
<レシテーションII> ピアノ・ソロのための <パッサカリアとフーガ>~民謡「よへほ節」による
を自作自演致しました(ピアノ:国枝春恵)
以下のリンクから、お時間が許されましたら、どうぞ聴いて下さい。
2023年9月1日(金)熊本県立劇場ホワイエサロンコンサートVol.7
「現代音楽への誘い」において、ヴァイオリン:山崎貴子、チェロ:山澤 慧という素晴らしい演奏家と共に、
意欲的なプログラムの演奏会を開催いたしました。
<そしてまた、唱えながら> ~ヴァイオリン、チェロとピアノのための~も、
私の自作自演ピアノで再演されました。
演奏会にいらしてくださった方々、どうもありがとうございました。
2023年6月7日(水)「21世紀音楽の会」第19回作品展において
<そしてまた、唱えながら> ~ヴァイオリン、チェロとピアノのための
はとても良い初演を迎えました。
(ヴァイオリン:花田和加子、チェロ:松本卓以、ピアノ:田中翔一朗)
この作品は、2021年12月1日東京オペラシティ・コンサートホールにて初演されました。
<唱え> ~チェロとオーケストラのための のコンセプトに関連しております。
旧作、コントラバスのための<アーティキュレーション>が、
2022年12月9日東京オペラシティリサイタルホールで再演されました。
日本現代音楽協会ぺガサスコンサートシリーズVol.IV
「Ghost in the Double Bass」近藤聖也(コントラバス)によって演奏されました。
尺八の大家 坂田誠山先生の傘寿記念演奏会「坂田誠山と愉快な仲間たち」のための新作<ことほぎ~尺八と打楽器のための>(打楽器:會田瑞樹)が、2022年9月2日千葉市文化センターアートホールにて世界初演されました。
お陰様で、新作<唱え~チェロとオーケストラのための>は、2021年12月1日東京オペラシティコンサートホールに於いて素晴らしい初演を迎えられました。
オーケストラ・プロジェクト2021コンサート
山澤 慧:チェロ、三ツ橋敬子:指揮、東京フィルハーモニー交響楽団
オーケストラ・プロジェクト2021コンサートのコンセプト
「蘇る悠久の響き~新たなる共生の時を」
昨今の世界規模の感染症による影響は、互いに響き合う場を共有するライブの音楽活動に厳しい制約をもたらしています。この未曽有の事態は、これまでに受け継がれてきた音楽の創作の息吹をたゆまず発展させる上で危機的な事態です。 歴史的に音楽活動は世界情勢により常に左右されて来ました。しかし、それを乗り越えることによって、時代に大きな刻印を残す貴重な作品が生まれてきました。そこて、私たちは「蘇る悠久の響き~新たなる共生の時を」というキーワードのもと、音楽活動の停滞を打破する糸口を開き、豊麗な音響空間を共有する営みとは何であるかを、4人の作曲家によるオーケストラ作品によって問いかけます。
2019年5月8日(水)「21世紀音楽の会」 第16回作品展において ≪花を II~4本のフルートのための≫ ‘Floral Tributes II for Four Flutes’ も、素敵な初演でした。(フルート:多久潤一朗、丁仁愛、滿丸彬人、窪田恵美)
初演の録音を以下からお聴き下さい。
≪弦楽器、打楽器、尺八のための音楽~花をIII≫‘Music for Strings, Percussion and Shakuhachi~Floral Tributes III’
2017年11月17日(金)オーケストラ・プロジェクト2017、東京オペラシティ・コンサートホールに於いて(管弦楽:東京交響楽団,指揮:杉山洋一、尺八:坂田誠山,打楽器:會田瑞樹)素晴らしい初演に恵まれました。
この作品は、国際現代音楽協会「世界の音楽の日々」2018北京大会に入選 し、2018年5月26日クロージング・コンサートで再演されました。
[ 演奏の動画 ]
2018年3月13日(火)には、ローマ日本文化会館に於いて
熊本大学、国際交流基金日本文化会館(在ローマ)共催国際シンポジウム
「近代日本の地方劇場が果たした役割」 ―明治44年設立、国指定重要文化財・八千代座(熊本県)を中心とする―
新作 ≪ピアノのためのパッサカリア~山鹿灯籠踊り 民謡「よへほ節」による≫
‘Passacaglia for Piano Solo’ from the folksong 'Yo-he-ho' in the Yamaga Lantern Dance Festival の世界初演(自作自演)がありました。
熊本地震について
2016年4月に起きました熊本地震では、熊本の多大な施設、設備等に被害を受けました。現在、復興を目指しその機能を取り戻すべく全力を注いでいるところです。
皆さまのあたたかいご支援、お言葉をありがとうございました。